【飲みやすく、真面目に美味しい】ランブル イン ザ ジャングル
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「ジャングル」という語句を聞いたとき、
恐らく多くの日本人ならば
ブラジルのアマゾン、アフリカのサバンナなど
世界的に有名な風景を思い浮かべるだろう。
これはもしや誤変換では?と一瞬首を傾げたが、
「確かにあの場所は海外の方から見ればジャングルだ」
という感想が腑に落ちた。
普段は割とフランクにワインを紹介しているが、
そんな私が今回ばかりは真面目に語ろうと思う。
(フランクなだけであり、ふざけているわけではない)
やや濃い黄色。艶感はあるが、その濁りは確かに
生い茂る木の葉によって陽の光が差しにくいような、
完全にワイン名ありきだが、そんな印象を受ける。
パイナップルや洋梨、ましてやシロップを思わせる
過去最高に甘やかな白のアロマ。
口に含み、舌に乗るときは微かに微炭酸のような刺激。
白ブドウの甘さ、ライチの爽やかさ、
熟したマンゴーは手元にある資料そのものである。
普段の私の表現をここで用いるならば、まさしく
「ジューシーじゅわじゅわ果実どーん☆」だろう。
如何に普段の記述が直情的なのかが分かる。
しかしここまでの記述だと、ただの甘い白ワインだ。
全体のポテンシャルを底上げし補填しているのが
先述した、微炭酸のような微かな刺激である。
そしてふわりと鼻腔を抜けていく、
湿り気を帯びた土や樹木、雨上がりの朝のような香り。
きっと日本で言うところの尾瀬や
白神山地の麓、田苗代湿原のようなイメージだろう。
確かに「ジャングル」という表現に至る可能性もある。
ただし、森を抜けた先に甘い果実が待っているのは
確かにジャングルなのだろう。
私の鼻や舌では見つけられなかった
新しい果実や景色を、是非とも開拓してほしい。
生産国 オーストリア
原産地 シュタイヤーマルク州
生産者 コバトル
ブドウ品種 ソーヴィニャック
ワインの種類 白ワイン
アルコール度数 12.5%
容量 750ml
飲み頃温度 8℃〜12℃
料理など 淡白な白身魚、ムール貝、ウォッシュタイプのチーズ
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