同じようなエチケット(ラベル)で間違ってしまう方も多いかもしれませんが、こちらはオレンジワインです。
このワイナリーで作られるワインの中で一番長いマセラシオン(果汁にブドウの果皮や種子を漬け込み発酵させること)期間のワインだけあり、色味も香りも味わいもパワフル！

色味は麦茶と間違えてしまいそうなくらい濃いアンバーです。普通のコップに注いだら絶対に間違えます。お気をつけくださいませ。

少し渋みのあるブドウは重厚感を感じさせ、シナモンなどの香辛料のスパイシーな香りも赤ワインが好きな方にはたまらないと思います！

舌触りはサラッとした感触ですが、口に含むとややオイリーさも感じるので芳醇さをゆったりと楽しめます。
味わいとしては、藁のような落ち着きのあるコクがタンニンと綺麗に調和していて、2021年とは思えない完成度だと思います。
青リンゴのような爽やかな甘さはファランギーナの特徴がそのまま良い形で残されていますね！
余韻はの長さは中程度。無清澄なので澱による深みのある香りや、ハーブのような瑞々しさは最後まで感じられます。

『美味しいワイン』といっても、飲み手の舌もそれぞれ違っていて、感じ方もそれぞれです。こちらのワインはその中でも比較的スマートに飲めるオレンジワインなので、一度試してみていただきたいです！

生産国 イタリア
原産地 カンパーニャ
生産者 カンリベーロ
ブドウ品種 ファランギーナ
ワインの種類 オレンジワイン
アルコール度数 13%
容量 750ml
飲み頃温度 12℃〜14℃
料理など 熟成したコンテ(チーズ)、オイスターソース、西京焼きなど

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