【初めて飲んで即ポチったワイン】アルティザン 2020
まず一言目に申し上げますが、このワインはこれまでにオレンジワインに挑戦して失敗した方や、これから飲んでみようと思っている方におすすめの一品です。
このワインの「アルティザン」とは、「職人」という意味です。エチケット(ラベル)のこの手形は、職人たちの力強い手を表しているのではないのかと勝手に想像しました。
香りはグレープフルーツのような心地よい柑橘、ライチのような独特の香りも感じられます。
グラスに注ぐと独特の赤みがかったオレンジ色。
オレンジワインは作り手により多種多様ではありますが、これほど赤いオレンジワインは初めて出会いました。この時点でドッキドキです!どんな味がするのやら。
これがオレンジのフルボディ!というくらいの力強さ。エチケットはパーではなくグーの方が良かったのでは?と思うほど。
かと言ってフルボディの赤ワインのようなタンニンが感じられず、ほどよい酸味と果実味がある、オレンジワインの鉄板だと思います。すいすいすいすいといってしまう程。(個人的な感想ですが)
味わいとしてはトロピカルフルーツを思わせるようなフレッシュ感の中に微かなミネラル感。その奥に、柘榴のようなしっかりとした甘味のボスがいるような、そんなイメージです。
多少温度が変わっても崩れないしっかりとした骨格の中で、とても複雑で繊細な味を奏でていると思います。
余韻には苺やアメリカンチェリーがふわっと漂い、味わいはとてもこの価格帯とは思えないようなクオリティ!
ワインバーでこのワインを飲んでその場でポチった(通販で購入ボタンを押した)のがオススメする要因です。正直で申し訳ありません。
「今、私(中の人)はこんなワインが好きです!」を、とてもわかりやすく集約する一品です。
こちらを記述するために久し振りに飲みましたが、やはり美味しいので皆様もどうぞ!
生産国 フランス
原産地 アルザス
生産者 ヴィニョブル・デュ・レヴール
ブドウ品種 ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ
ワインの種類 オレンジワイン
アルコール度数 14.5%
容量 750ml
飲み頃温度 12℃〜14℃
料理など 豚のリエット、熟成チーズ、羊、鴨、コンソメスープ(ロールキャベツなど)